コード進行のアイデア④ sus4
今回はsus4の使い方について書いていこうと思います。
sus4の弾き方についてはこちらの記事で
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sus4→元のコード(メジャー)
sus4についての記事で書きましたがsus4はコードの3rdの音をを4thまで吊り上げたコードです。
このsus4コードの特徴としては
とてつもなく(メジャーの)元のコードに戻りたがります!
Cコードでやってみると
Csus4→C
このフレーズを弾いてみて下さい。
ドミナントモーションばりの収束感がわかると思います。
なので使われ方としてはトニックⅠでフレーズを終わらせる時によく使われたりします。
あとはフレーズの冒頭などで使われます。
例えばキーDだとして
ダイアトニックはギターでどこにあるのかというと
こうですね。
これで1→5→6→5→4→5→1sus4→1
というフレーズみたいな感じです。
コードで書くと
D→A→Bm→A→G→A→Dsus4→D
といった感じです。
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sus4を使ったフレーズの紹介
Esus4(5回)→E(1回)
→B(5回)→E(1回)
です。ダイアトニックで書くと
1sus4→1
→5→1です。
Esus4をジャカ、ジャカ、ジャ→Eをジャーン
Bをジャカ、ジャカ、ジャ→Eをジャーン
みたいな感じですね。
これは実はMichael JacksonのBlack or Whiteの超有名リフ風のフレーズです。
Michael Jackson – Black or White (Official Video)
これの1:50くらいからのフレーズです。
ほんとはⅤのBじゃなくてEadd9というこのブログでやってないコードなので今回はBで大丈夫です笑
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sus4を使って転調
sus4→元のコードのフレーズですが転調するときにも使用できます。
この場合はドミナントⅤでsus4を使います。
Ⅴsus4→Ⅴ
というフレーズを使ってどんどんキーを上げて行きます。
ドミナントⅤsus4→ドミナントⅤ→(転調)→転調後のドミナントⅤsus4→ドミナントⅤ→(転調)→さらに転調後のドミナントⅤsus4→ドミナントⅤ→Ⅰに着地(転調終了)みたいな感じです。
全音(半音2個)ずつ転調していくのがいいかもしれません。
たとえばキーCの1→5→4→5→1というコード進行をキーEまで転調させてみます。
全音づつ、キーC→キーD→キーEという感じです。
キーC
C→G→F→G(Ⅰ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅴ)→
C→G→F→Gsus4→G(Ⅰ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅴsus4→Ⅴ)→
(転調:キーD)
キーCのドミナント(G)からいきなり次の調のドミナントsus4(Asus4)へ(フレットを2個右にずらすだけ
→Asus4→A(キーDのⅤsus4→Ⅴ)
(転調:キーE、フレットを2個右にずらすだけ)
→Bsus4→B(キーEのⅤsus4→Ⅴ)(転調終了)E→B→A→B→E
といった感じです。
(各キーのダイアトニックコードがわからない場合はこちらの記事から)
firstheartguitar.hatenablog.com
この方法で行けばどのキーへも行けちゃいそうですね!!
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