コード進行のアイデア④ sus4

今回はsus4の使い方について書いていこうと思います。

sus4の弾き方についてはこちらの記事で

sus4コード – ギター初心者がギターを弾くまで

 

 

  • sus4→元のコード(メジャー)

sus4についての記事で書きましたがsus4はコードの3rdの音をを4thまで吊り上げたコードです。

このsus4コードの特徴としては

とてつもなく(メジャーの)元のコードに戻りたがります!

Cコードでやってみると

Csus4→C

このフレーズを弾いてみて下さい。

ドミナントモーションばりの収束感がわかると思います。

なので使われ方としてはトニックⅠでフレーズを終わらせる時によく使われたりします。

あとはフレーズの冒頭などで使われます。

 

例えばキーDだとして

ダイアトニックはギターでどこにあるのかというと

f:id:luckywin:20170825000818j:plain

こうですね。

これで1→5→6→5→4→5→1sus4→1

というフレーズみたいな感じです。

コードで書くと

D→A→Bm→A→G→A→Dsus4→D

といった感じです。

  •  sus4を使ったフレーズの紹介

Esus4(5回)→E(1回)

→B(5回)→E(1回)

です。ダイアトニックで書くと

1sus4→1

→5→1です。

Esus4をジャカ、ジャカ、ジャ→Eをジャーン

Bをジャカ、ジャカ、ジャ→Eをジャーン

みたいな感じですね。

これは実はMichael JacksonのBlack or Whiteの超有名リフ風のフレーズです。

 


Michael Jackson – Black or White (Official Video)

これの1:50くらいからのフレーズです。

ほんとはⅤのBじゃなくてEadd9というこのブログでやってないコードなので今回はBで大丈夫です笑

 

  • sus4を使って転調

sus4→元のコードのフレーズですが転調するときにも使用できます。

この場合はドミナントⅤでsus4を使います。

Ⅴsus4→Ⅴ

というフレーズを使ってどんどんキーを上げて行きます。

ドミナントⅤsus4→ドミナントⅤ→(転調)→転調後のドミナントⅤsus4→ドミナントⅤ→(転調)→さらに転調後のドミナントⅤsus4→ドミナントⅤ→Ⅰに着地(転調終了)みたいな感じです。

 

全音(半音2個)ずつ転調していくのがいいかもしれません。

 

たとえばキーCの1→5→4→5→1というコード進行をキーEまで転調させてみます。

全音づつ、キーC→キーD→キーEという感じです。

キーC

C→G→F→G(Ⅰ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅴ)→

C→G→F→Gsus4→G(Ⅰ→Ⅴ→Ⅳ→Ⅴsus4→Ⅴ)→

(転調:キーD)

キーCのドミナント(G)からいきなり次の調のドミナントsus4(Asus4)へ(フレットを2個右にずらすだけ

→Asus4→A(キーDのⅤsus4→Ⅴ)

(転調:キーE、フレットを2個右にずらすだけ)

→Bsus4→B(キーEのⅤsus4→Ⅴ)(転調終了)E→B→A→B→E

といった感じです。

(各キーのダイアトニックコードがわからない場合はこちらの記事から)

firstheartguitar.hatenablog.com

この方法で行けばどのキーへも行けちゃいそうですね!!