パワーコード
今回はパワーコードというものについてやります。
パワーコードとは何か?
パワーコードとは3和音の3rdの音を省略した1stと5thの音で構成されるコードです。
コードというよりは押さえ方と言ったほうが正しいかもしれません。
主にロックやパンク、ヘビーメタルで多用されるものなのですが、
このような音楽ではメジャーとかマイナーとかがわからないくらいギターの音をすごい歪ませるので出てきた物だと思います。逆に3rdの音まで入れてしまうと音がごちゃごちゃで汚くなってしまったりするんだと思います。
3rdの音が省略されるのでメジャーもマイナーも関係なく同じ押さえ方で弾いちゃいます!!
う~ん!ロックですね~!!!
押さえ方
パワーコードは押さえるところは2個しかありません。
基本の押さえ方はこうです。(これはF)
ここを人差し指と薬指か小指で押さえます。
押さえない弦は指の腹でミュートします。
こんな感じ。
パワーコードも上の段と下の段が使える
このパワーコードの押さえ方の正体とは・・・じつは上の段Fと下の段Bの省略形なのです。
つまり上の段下の段がそのまま使えます。
それぞれ見ていきましょう。
上の段F
Fの形は
こうでしたね!これの・・・
この青丸の所を抜き取ったものがパワーコードになります。
あとは上の段をずらすだけで全てのパワーコードが弾けます。
下の段B
Bの形は
こうでしたね!これの・・・
青丸の所を抜き取ったものがパワーコードになります。
あとは下の段をずらすだけで全てのパワーコードが弾けます。
好きな、もしくは知っているロックやパンクのアーティストのバンドスコア(バンド用の楽譜)を見てみるとこのパワーコードだらけだとわかると思います。
でもメタルは超絶レベルの曲ばっかなんで最初は手を出しちゃだめですよ!
パンクなんかはけっこう簡単でこのパワーコードだけで弾けちゃったりします。
Green Dayなんかが簡単ですね。